こんにちは。
小川光一です。
ネパール中部で
4月25日日本時間15時に発生した
マグ二チュード(M)7.8の地震。
皆さまも勿論ご存知かと思います。
丸1日が経って
2400人以上が亡くなっているという報道。
正直これから
どれだけ増えるか分からない。
インドでも50人以上、
チベットでも18人、
バングラデシュでも2人、
隣国でも被害が出ています。
人命救助活動が行われている今、
1人でも多くの人の命が
助かることを心から願ってます。
そして、
これから状況把握が進んだ後、
世界各国から緊急支援が
積極的に行われるかと思います。
水や食料、衣類、テント、医薬品。
一時避難施設の建設。
被災者数はおよそ400万人と推定される中、
様々なセクターの人間が
協働して支援を行わなければなりません。
そこで、
自分の無能さに
打ちひしがれながらも
現在既に
「緊急支援募金を始めた
10つの機関による
支援方針と寄付先」を
ひとまずまとめました。
ぜひ皆さまも1円でも10円でも構いません。
ピンときた団体にご寄付いただけたら幸いです。
僕もささやかながら寄付したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
【認定NPO法人 チャイルド・ファンド・ジャパン】
元々の支援先であるシンドゥルバルチョーク郡を最優先に、現地でのコネクションを活かして、食料、水、医薬品、一時避難施設の緊急支援を行っていく。
【認定NPO法人 ピースウィンズ・ジャパン】
災害救助犬2頭と緊急支援チーム(スタッフ6名)が現地に向けて出発。まずは捜索・救助活動に取り組む。また、緊急支援物資を必要としている被災者の人々に水や食料、毛布等の生活物資を配布予定。
【NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)】
緊急支援チームを現地に派遣し、必要な支援を行う予定。現在は情報収集と共に派遣準備を進めている。
【NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン】
ネパール国内のスタッフ動員に加え、災害対応を専門とするスタッフを隣接国から派遣できるように準備中。すぐに行う支援として、水、食料、緊急支援物資、仮設シェルター、子どもの保護を想定している。
【公益財団法人 日本ユニセフ協会】
浄水剤や衛生キットなどの緊急支援物資の配布を準備。各分野で必要な緊急支援を開始すべく、ネパール政府や他の支援団体と連絡を取り合っている。
【Yahoo!JAPANネット募金】
国際緊急救助隊、救助チームを派遣することが決定。国民の寄付額と同額をYahoo!JAPANからも寄付される(上限2000万)。
【認定NPO法人 シャプラニール】現地NGOと協働で緊急支援を行うことを準備中。テントや飲料水、医薬品等、必要な物資の配給を行う予定。
【国境なき医師団】
4編成からなる緊急医療救助チームを派遣。医療物資など緊急救助物資3000セットを送る予定。(ネパール地震専用寄付先は現状設置されてない)
【NPO法人 オペレーションブレッシングジャパン】
水、食料、衣料などの救援物資の必要性を調査中。 現地の必要性を把握したのち、可能な限り現地で物資を調達し、被災地に届ける。(ネパール地震専用寄付先は現状設置されてない)
【NPO法人 ADRA Japan】
ADRA支部にいる現地スタッフを中心に情報収集を行い、求められている支援を届ける準備をしている。
ここからのぼやきは
読みたい人だけ。
僕が東日本大震災における支援を必死でしていた時、沖田という友人に何気なく言われた言葉がずっと頭に残ってる。
「違うところで災害が起こる度に、
そうやって支援し続けるのか?」
本人はもう覚えてないかもだけど、
だいぶトゲのある言い方だった。
誰かにとっては違うかもしれない。
自分が縁のある場所だけとか。
自分に余裕がある瞬間だけとか。
ただ、
毎回災害が起こる度に闘う人もいる。
自分の幸せや余暇を削ってまで、
現地に行ったり、支援をしたり。
別に働きながらそういうことを
やってる人も僕は知ってる。
正直な所なんでもいい。
支援しても
支援しなくても
見てみぬふりしても
その人の勝手だ。
なんでもいい。
ただ、
なんでもいいけど、
支援してる人を馬鹿にするような
言い方は絶対にゆるさない。
ほんと、
なんでもいいけど、
支援してない人を見下すやつも
逆にどうかしている。
究極のところ突き詰めたら
ほとんどの日本にいる人が、
ほとんどの日本にいる人が、
誰だって、
人が傷つくのは嫌なはずで。
誰だって、
人が死ぬのはつらいはずで。
それはみんな同じなわけで。
それが共通しているなら、
それだけでいいと思うわけで。
それだけでいいと思うわけで。
それぞれが自分の気が向いた時に
募金のお金を送ったり
命削って緊急支援に赴いたり
好きにしたらいいよ。
ずーっと気が向かない人も中にはいるかもしれないけど、痛みに向き合うのは誰だってつらいし、それが海外のことだったらピンと来ない人もいるだろうし。そんな人にだっていつかピンと来る瞬間はあるかもしれないし。
何にせよ
その行動の是非を
誰かが否定する筋合いはない。
ってことで無理のない範囲で、
今回のネパールもほんの少しだけでも
支援してくれる人は
支援してくれたら嬉しいです。
って話。
ネパールやバングラデシュにいる友人たちと
徐々に連絡が取れ始めたけど、
まだ連絡が取れてない友人も
何人かいて心配です。
ほんと防災士の資格とかを
持っていたところで
心配しかできない自分に
憤りを感じますが、
とにかく、とにかく、
少しでも1つでも命が助かることを
今は願うばかりです。
小川光一