いつか君の花明かりには2018

 
 
どーも(´・ω・`)
高位地にも好位置にも程遠い光一です!
 
もうすぐ2018年も終わりですね。
寒さも厳しくなってきた今日この頃、
いかがお過ごしでしょーか。
 
三か月も更新サボってすいません、
このブログにて音沙汰ない間も
すっかり「いつはな」三昧でした。
 
 
 
2018年7月より全国公開が始まった
防災啓発ドキュメンタリー映画
『いつか君の花明かりには』
 
http://itsuhana.ifdef.jp
 
愛称は「いつはな」。
 
「防災って堅苦しいイメージがあるけど、温かい気持ちで、大切な人のために無理なくやればいいんだよ」という防災の入り口としての想いを詰め込んだ47分間。
 
 
 
2018年は
時間、資金、労力、
あらゆる力をいつはなに捧げた年でした。
 
今日はそんな僕にとっての「いつか君の花明かりには2018」を簡単なハイライトで振り返りたいと思います(´・ω・`)。そして、記録として、僕の闘いの日々が、このネット社会に文字として残ってくれたら。
 
 
 
まず、2018年上半期は
全国を飛び回って
取材撮影の繰り返しでした。
 
山口、茨城、東京、岩手、熊本、広島、徳島を飛び回る日々。資金不足でネカフェ連泊の末、ダニに苦悶。30歳になった身体に、ハードな移動は堪えました。
 
被災地で悲しい話や悔しい話をたくさん聞く機会も多く、メンタル的にも大きな負担がありました。広島では、「あいつを使うな」と匿名メールを送られたり、嫌な思いも。
 
この時期は、製作費の一部をクラウドファンディングで沢山の人に協力してもらったり、本当に周りの人間に支えられもしました。
 
 
 
そして、
撮影が終わった5月中旬から、
自宅に籠城して映像編集に没頭
 
2か月間の格闘の末、
7月7日ついに
いつはな完成を迎えました。 
 
 
完成試写会が行われた日は、
奇しくも平成30年7月西日本豪雨の日。
 
「これからだって、この映画を上映している間にも災害は起きる。そんな渦中でも、支援と同時に、僕たちは防災の大切さを訴え続けなくちゃいけない」と改めて気持ちを固くしてのスタートでした。
 
ちなみに試写会に来てくれた方が「上映会するぞと意気込む」→「未来じゃなくて今でしょ」と他の支援者がその人に水を差す→上映しなくなる。という流れがあったんだけど、未だに僕は根に持ってます。広島の匿名メールの例もそうだけど、毎月誰かしらがごちゃごちゃうるさい2018年。
 
 
 
気を取り直して、
いつはなは2018年7月から早速
大航海に出ました。
 
岐阜と広島を皮切りに
全国上映がスタートしました。
  
大量の感想をもらって、
一番後ろから鑑賞して、
映画修正の日々も同時進行
 
完全版になるまで
5か月の時間を要しました。
(※なので、完成当時よりも、今はかなり色々なシーンが改善されています。7月8月に観た人には是非もう一度観て欲しいなあと思います)
 
そして、今にいたるまで、
様々な場所で映画の上映を行ってきました。
それに付随して色々なことがありました。
 
 
 
 
大きなホールで映画上映したり、
 
 

 
 
 
 
企業から依頼をもらって訪問したり、
 
 

 
 
 
 
すごく頭が切れる新聞記者さんに素敵な記事を書いてもらったり、

  

 
 
 
 
熊本のニュース番組で2時間コメンテーター出演させてもらったり、
 
 

 
 
 
 
 
 
 
他にも、例えば
被災した地域での上映も結構ありました。
 
「被災した地域で防災を訴えるなんて無神経だ」とか、結構批判もされるんですけど、それって本当の優しさなの?っていつも思う。
 
人生は時に残酷で、
大災害に二度あった人を
僕はたくさん知っている。
 
「一度起きたから大丈夫」って
防災をしないのは、違う。
 
 
災害が心配な子どもに「この町は大丈夫だよ」と言い聞かせることが本当の優しさなのか。災害に向き合う重要性を教えることが本当の優しさなのか。
 
災害を経験した人に「大変でしたね、もう大丈夫ですよ」と声をかけることが本当の優しさなのか。二回目が起きる可能性を伝えることが本当の優しさなのか。
 
タイミングや状況は色々あれど、僕たちが最後に選ぶべき優しさは後者だって信じています。
 
 
 
 
 
ちなみに、2018年最後の上映は、学校上映でした。
 
静岡の中高一貫にて、中1~高2の約540名+教師勢と体育館で2コマ授業スタイル。講演終了後も、色々な部活や同好会ごとに面談して、移動の時間ギリギリまで交流しました。
 
 

 
 
 
 
2019年の学校上映依頼も続々と頂いているので、
少しでも子どもの防災力向上にお力添えできればと思います。
 
(この映画自体、「授業で流せる尺にしたい」という信念の元で長さ調整をしていたり、共感しやすいように街中インタビューをわざと若めで選出していたり、途中で面白がってもらえる仕掛けを入れていたり、学校上映への想い強めで製作しているのです)
 
 
 
 
 
 
さて、そんなこんなで、
 
僕の2018年は紛れもなく、
『いつか君の花明かりには』に
費やした一年でした。
 
すべての会場のエピソードを
ゆっくり記したいのは山々、
全部を書けなくてごめんなさい。
 
 
2018年は合計27回のいつはな上映が行われました。おかげさまで概算累計動員数も3,000名を突破したところです。
 
 
改めて、この1年間、本当に沢山の人に支えられた1年だったなあと思います。
 
 
クラウドファンディングに
協力してくださった皆さま
 
製作に関わってくださった皆さま
 
映画を主催してくださった皆さま
 
映画を観に来てくださった皆さま
 
これから主催するつもりの皆さま
 
これから観に来るつもりの皆さま
 
 
僕が作った映画に、
少しでも触れて、触れる予定で、
応援してくださっていることを、
心から感謝いたします。
 
 
 
 
前作『あの街に桜が咲けば』と比較してですが、
 
「復興」「災害事後支援」ではなく、「防災」「災害事前予防」がテーマなだけで、こんなにも共闘してもらえないものか、避ける人が増えるものか、
 
正直なところ、僕が過去に作った映画の中でも、ダントツで広がりに勢いがない映画が、この『いつか君の花明かりには』だったりします。
 
 
 
 
それでも僕は、
 
この映画が一番好きです。
 
 
 
 
「向き合いたくないテーマに向き合え」と温かい口調で語るこの映画に、一番可能性を感じます。現に「映画を観た人の防災始める具合い」は前作が霞む程です。
 
だから来年度も、
僕は全国上映を続けます。
 
続けることをここに
宣言させてもらいます。
 
 
いつか僕の花明かりが、
あの人にも届くように。
 
いつか君の花明かりが、
大切な人を救うように。
 
来年も黙々と上映と講演、
がんばります。
 
 
 
  
 

 
上映依頼はこちらからできます
↓↓↓
上映会を開催するには
http://itsuhana.ifdef.jp/holding.html
 
 
予告篇はこちらで観れます
↓↓↓
『いつか君の花明かりには』予告篇

 
 
 
ということで、
1年間ありがとうございました!!
 
 
これからも引き続き
『いつか君の花明かりには』を
よろしくお願いいたします!!
 
 
以上、長々とすいませんでしたが、これで『いつか君の花明かりには』2018年の総括を終わりにしたいと思います(´・ω・`)
 
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!!
 
 
 
 
 
 
小川光一