いつ大災害が起きても家族と生き延びる


 
 
 
こんばんは!!
小川光一です(`・ω・´)
 
 
 
この度はワニブックスさんより
 
『いつ大災害が起きても
 家族で生き延びる』
 
小川光一著
(2016年9月1日発売 1300円+税)
 
http://amzn.to/2bL8tDE
 
を出版したことをお知らせします!!
 
 
 

 
 
 
沢山の方から好評価を頂き、発売2日目にして重版(増刷)が決定するなど、順調です。関係者の皆さまや、ご購入くださった皆さまに、心から感謝申し上げます。
 
発売から1週間が経った今、これまでの経緯を振り返りつつ、この本の内容や想いを、このブログに書き記したいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
〇どんな本なの?
 
 
防災対策本です。
 
 
ただ、やっぱりそう言われると、
堅苦しさや怖さを感じて、
防災から目を背けがちな人が
多いのが事実あると思います。
 
なので、本全体をかわいらしくして
手に取りやすく、ネコたちのお話を交えて
親しみを持ってもらえるように工夫しました。
 
 
また、防災対策本って
情報がギッチリ詰まり過ぎていて
、何からやればいいんだってなる人も
多いのが事実あると思います。
内容が難しかったり。
 
なので、防災知識がない人も読みやすいように、
情報をそぎ落として、とにかく
文章を簡単にすることに努めました
 
 
 
  
 
 
 
〇情報をそぎ落とした理由
 
 
『東京防災』という素晴らしい本があります。
 
ただ、キャッチコピーは
「今やろう、災害から身を守る全てを」。
本当にその通りだなって思うのですが、
 
いきなり防災に関心がない人に全部やれって言っても
「ムリ」ってなるだけなんですよね。
学問書っぽい防災本に
手を伸ばす人なんて更に一握りです。
 
 
なので、僕は情報をそぎ落して
シンプルにした上で、とにかく
「防災したい」って思ってもらえる
動機付けとなるエッセンスを、
この本に詰め込むことに集中しました。
 
この本がきっかけで、
防災もっと勉強したい!ってなって、
 
『東京防災』に書かれている
防災やり込むぞとか、
 
情報盛り沢山だったり、学問的で難しかったり、
そういう本に手を出す人が増えれば、
それも本望だったりします。
 
 
 
 
 
 
 
〇この本のねらい
 
 
以上を踏まえて、僕はこの本を
「防災に今まで向き合って来なかった人」に
特に読んでもらいたいって思っています。
 
そういった人のことを考えながら
191ページを積み重ねた本になります。
 
 
なので、防災意識が強い人は、
この本を家族や友人に
貸したりプレゼントしたり、
周りの防災力を上げるために
活用して欲しいなって思いますし、
 
本の中には、
防災意識をなかなか持ってくれない人に、
どんな方法でアタックすれば
効果があるか等も書いていたりします。
 
 
防災しなきゃと思いながら
なかなか向き合えてない方、
 
周りとの温度差に
悲しみながら困っている方、
 
そういった方々の背中を、
この本が少しでも
押すことができれば幸いです。 
 
 
 
 
 
 
 
〇僕が信じていること
 
 
僕が防災ドキュメンタリー『あの街に桜が咲けば』、そしてその書籍化も含め、昔から一貫して伝え続けて来たことは、
 
 
「大切な人のために、
防災はしたくなる」です。
 
 
本のタイトルは、出版社の方々が決めてくださったものですが、僕としてはこの赤字を本のタイトルにしたかったくらい、僕の信念はここにあります。
 
 
つい後回しにしたり、
自分は大丈夫と言い聞かせてしまったり、
防災は目を背けてしまいがちなテーマ。
 
「大切な人のため」
という切り口でこそ、
防災をする人は着実に
増えていくと信じています。
 
 
災害を日頃なめていて、いざという時に
大切な人を守れない亭主なんてダサ過ぎますし、
そんな母親もいるとしたら、
赤ちゃんにとっては勘弁してくれって話です。
 
自分だけのことだと思っていると、
自己責任だからいいやなんて思ってしまいますが、
 
やっぱり誰もが大切な人を失う経験なんて
味わいたくないはずです。
 
 
この本を通して
「大切な人のために、防災しようかな」
って思ってくれる人が
一人でも多く増えて欲しいです。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
〇いつ書いてたの?
 
 
出版自体の話も少し。
 

特に一番執筆を頑張っていた時期は
2016年5月~6月でした。
そうです、熊本大地震のタイミングでした。
 
現地に行って沢山の友人の力になりたいけど、
行ってしまえば、本は進まない。
あの葛藤は今でも忘れません。
 
 
 
そして、所要期間については、
 
去年のちょうど今頃、前作『あの街に桜が咲けば』の原稿を書いていました。それで発売は4月だったので、約7ヵ月を要したことになります。
 
そして、今作『いつ大災害が起きても家族で生き延びる』は、今年の一月過ぎに企画が通って、本格的に執筆を頑張り始めたのは4月頃。それで9月に出版したので、大体5か月くらいです。
 
 
9月1日(防災の日)に出版するために、
だいぶ出版社の方やイラストレーターの方に
スピード的なエネルギーを
使ってもらってしまったなあと思います。
 
発売をこのタイミングで実現するために
協力してくださった関係者の皆さま、
本当にありがとうございました!!
 
 
 
 
 
 
 
〇めでぃあまとめ
 
 
この度は大勢の方のご協力で、
様々なメディアに取り上げてもらいました。
9月8日時点までのものを
まとめてさせていただきます。
 
 
ラジオ3つ!
・9月1日朝「おはようパーソナリティ道上洋三です」(ABC朝日放送)
・9月1日午後「Day by Day」(Japan FM Network) 
【予定】9月9日/9月16日 19:30~ 「watoのおむすびラヂオ」(一関FM)(9月7日収録)
 
 
雑誌掲載2紙!
・「浜松百撰 706号」広告(9月1日発行)
【予定】「デンタルダイヤモンド 11月号」インタビュー4P掲載(9月8日取材)
 
 
新聞3紙!
・9月1日 読売新聞 防災の日特集ページ内にて
・9月3日 読売新聞 表紙広告
・9月4日 産経新聞 表紙開いてすぐ(2面)
 
 
ネットメディア
・「オルタナS」 http://alternas.jp/study/news/65777
・「Yahoo!ニュース」 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160903-00010000-alterna-soci
・「lifehacker」 http://www.lifehacker.jp/2016/09/160906book_to_read.html
・「@niftyニュース」 https://news.nifty.com/article/economy/business/12147-7037/photo/ 
 
 
などなど!把握し切れていません!
 
 
 
ネットメディアの力も強いなあと思いましたし、
 

 
  
 
新聞の表紙開いてこの広告はビックリしました!


  
 
そして、ラジオや雑誌で取り上げてくださったり、ここには書き切れないくらい、沢山の方が、周りにこの本を紹介してくれているのをSNSで見かけています。
 
本当に本当にありがとうございます!!
 
 
 
 
 
 
 
 
〇Amazon防災本ランキング
 
 
そして、そんな皆さまのご協力もあり、
Amazonさんの防災本ランキングにて、
ベストセラー1位を獲得できました!!
 
難攻不落のクロワッサン(ムック)さんの牙城を崩しての1位。正直さすがに厳しいと思っていたので、とても嬉しかったです。1位は発売直後から数日間に渡り、今は2~4位に落ち着きました(それでも凄い…)。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
〇全国書店にて!!
 
 
はい、全国の書店においてあります。
 
それなりに大きいところだとかなりな確率であるようです。
 
少なくとも僕は都内12箇所の書店を
これまで巡りましたが、
9箇所にはありました(´・ω・`)
 
全国各地の友人から
書店の写真が送られてくるのは
とても嬉しい限りです。
 
 
徳島県 紀伊國屋ゆめタウン藍住店


東京都 大盛堂書店(渋谷)


岐阜県 未来屋書店各務原店

 
 
『あの街に桜が咲けば』は、電子書籍&ペーパーバック(紙の本)版だったので、前作では体験することができなかった「書店に並んでる姿を見る」という行為。これは完全に個人的な感情なので、申し訳ないですが、レジに並んで1冊買ってみました。違和感しかなくて、不思議な気持ちでした。
 
 
全国各地で平積みやコーナーを
作ってくださっている書店の皆さまに
心から感謝いたします。

引き続き稚書を
よろしくお願いいたします!!
 
 
 
 
 
 
 
 
〇いつ起きても
 
 
この本『いつ大災害が起きても家族で生き延びる』、会話の中で出すにはタイトルが長くて、僕は「いつ起きても」って呼んでます。「あの街に桜が咲けば→あのさく」感覚で略すとなんか不謹慎な印象になるんですよね。
 
 
それで、この「いつ起きても」って言葉は本当にその通りで、僕たちはいつ起きてもちゃんと命を守れる準備をしておかないといけないと思っています。
 
 
熊本大分の大地震や
岩手北海道の風水害。
 
つい最近でも大きな災害が
発生してしまいました。
 
 
これが他人の話と思ったら大間違いで、
あなたの町の未来かもしれないことを
もっと自覚して欲しい。
 
僕の町の未来かもしれないことを
もっと自覚したい。
 
 
 
東日本大震災以降だけでも数えきれないほどの大災害が起きました。その度に被災した人たちはテレビに向かって、口を揃えてるかのようにこんなことを仰ります。
 
 
「まさか自分の町がこんなことになるとは」
 
「まさか家族が被害にあうとは」
 
 
 
この国は風水害、火山、雪、地震、あらゆる方法で災害が起き続ける国。地震を巻き起こす活断層は日本の地下に2000以上あるって言われてるし、その上でまだ見つかっていないものもある。
 
 
どんな県だろうと、市町村だろうと、町だろうと、
 
「この町は安全だから」
 
「自分は大丈夫」
 
なんて口が裂けてもいっちゃいけない。
 
誰かが味わってしまった悲しみを
僕たちは絶対に繰り返しちゃいけない。
 
 
 
 
正直、別に
僕の本じゃなくてもいいです。
 
どんなきっかけでもいいから、
 
一人でも多くの人が
防災に取り組んでほしい。
知識を付けて欲しい。
 
家族や大切な人と、
災害が起きたらどうするか
沢山話し合って欲しい。
 
 
 
ただ、僕もこうやって
発信させてもらう機会を
頂いたからには、
 
少しでもこの本を通して、
誰かの力になれたらいい。
 
 
 
 
僕なんか足元にも及ばないような
防災の専門家の方々が沢山いる手前、
こうやって生意気にも本を出したことは
申し訳ない気持ちもあります。
 
 
だけど、手に取りやすい感じとか、
ネコのアイデアもそうだけど、
「僕だからこそ」作れた一冊
になったとも思っています。
 
 
この本に可能性を感じてくださった方は、
思う存分に武器として活用して、
周りの人と防災力を上げていってください。
 
 
そしてこれからも僕と一緒に
闘っていってくださると嬉しいです。
 
 
 
 
 
 
 
以上です。
 
 
「新刊のお知らせ」
「発売から1週間のまとめ」
でした。
 
 
 
実は現在既に
次の本(アフリカ)を
書き始めていて、
 
実際にNPOの仕事として、
2週間後に
ウガンダ共和国渡航も
差し迫っています。
 
 
出国前か、帰国後に
またブログ書きますね。
 
 
 
それでは
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!!
 
 
 
小川光一
 
 
 
 
 
 
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