こんばんは!
ご無沙汰してます、
小川光一です!
僕が住んでるシェアハウス( http://stromholn.ifdef.jp/ )もいよいよあと4ヶ月で解散ですが、この度は解散旅行?卒業旅行?に先日行って参りました!その報告ブログです。
まず経緯としては、
当初は
大分県大分市と大分県別府市
この2つを回ろうと思って、
飛行機のチケットを取ったのですが、
10月末に僕が講演で伺った
島根県の津和野町、
その際に通過した山口県の萩市。
この2つにだいぶ惹かれ、
旅行メンバーと回りたいと
思わされたことにより、
大分空港からレンタカーで
萩・津和野を回って、
大分空港に戻るという計画で
今回「旅するシェアハウス」を企画したのでした。
ただし、旅行前の時点から
一つ目の事件が勃発。
5人旅行のはずが、
イケという奴が仕事で来れなくなり、
離脱。
4人旅となりました。
そして、
いよいよ当日。
一つ目と書いたからには
二つ目の事件が早速勃発。
なんと、
飛行機に
乗り遅れたのですwww
いやー、
人生で初めて
予約した乗り物に
乗り遅れました…
2分遅れただけでしたが、
チェックインさせてもらえず。
ジェットスターさんに
シャットダウンされてしまいました。
次の便に振り替えようと思うも
翌日になるとのこと。
色々な案をメンバーたちと話し合った結果、
新幹線で山口まで行き、
レンタカーを山口で乗って、
大分空港で乗り捨て。
という方法で行くことに。
だいぶ高く付きました。
涙目。
そんな感じで、こんなの人生で二度とやらねえと思うとんでもないミスから旅行はスタートしたのでした。皆さまもくれぐれも乗り物の乗り遅れにはお気をつけください 笑
まあ高く付いたものの予定の2時間遅れぐらいで、
山口県の萩に到着!!
ちなみに萩は、
明治維新が生まれた場所として
有名な街です。
2015年7月には、
市内にある
反射炉、造船所跡、製
鉄遺跡、松下村塾、城下町
この5つが世界遺産として
登録されました。
ひとまず初日は現地に滞在している方々とご飯を食べたり、ゲストハウスで一緒になった人の誕生日サプライズを応援したりして終わりました。
ちなみに泊まったゲストハウスは
rucoさん( http://guesthouse-ruco.com/ )!
楽器屋さんをリノベーションしたらしいですが、
非常にステキな空間でした!!
オーナーの塩満さんと
じっくりお話できず残念でした。
さて、
翌日は早朝から萩散策。
日本の道百選に選ばれている菊屋横丁、高杉晋作の旧家(早朝により中には入れず)、木戸孝允の旧家(早朝により中には入れず)、高杉晋作の銅像、久坂元帥の銅像などを見て回ってテンションマックス。
その後、以前からお勧めをいただいていた中原木材工業( http://nakahara-mokuzai.com/#id65 )へ。隠れ家のような、廃材を使ったぬくもりと独創性のあいまみえた家具たちを見て、作り手である方のお話を聞かせていただきました。
そして、9時を過ぎたところで、松蔭神社、松下村塾、伊藤博文の旧家へ。松下村塾は山口に存在した私塾で、吉田松陰が指導した塾生の中から、伊藤博文、山縣有朋、高杉晋作など、幕末~明治の日本を主導した人材を多く輩出したことで知られてます。
今回の萩旅行にあたり、
司馬遼太郎の歴史小説
吉田松陰と高杉晋作を描いた
『世に住む日々』を読み込んでから来たので、
明治時代胎動の息吹きを
深く心に刻み付けました。
ちなみに松蔭神社の参拝で引いたおみくじは僕だけ大吉でした。そして、実は後日東京世田谷にあるもう1つの松蔭神社にも併せて参拝に行ったのですが、こちらも大吉でした。何かがキテるのかもしれませんね。
そして、日本最初の道の駅と言われている(全国に他にもあるらしい)「阿武町」という道の駅に寄りながら、いざ、島根県の津和野町へ。
まず、
今回の津和野観光にて
特筆すべきことが一つ。
なんと旅行の合間で
「津和野高等学校で
映画上映と講演をする」
というイベントがありました!!
前回に津和野を訪れた際は僕の映画『あの街に桜が咲けば』の上映と講演が町民センターで行われましたが、そのときに津和野高等学校さまがご協力くださり、会場にも、校長先生教頭先生、先生方数名、生徒方数名が観に来てくださっていました。
そして、もしまた旅行で津和野に来るようであればそれに便乗して高校の他の生徒にも見せたいというお話をもらっていたのでした。それが今回実現したということです。
1年生と2年生、併せて140名弱。とても真剣に、素直な眼差しで、防災に対するメッセージを聞いてくれました。津和野は実際に昨今水害に遭い、まだ復旧工事も終わっていないのが現状の町なので、ぜひこの日感じたことを活かして、町の防災力を高校生のみんなから高めていってくれたら嬉しいなあと思います。
そして、この日は旅の途中ゆえ、スーツではなく私服で講演した僕ですが、実は講演の後に旅のメンバー3人にも出てきてもらって、自己紹介、質問を受け付ける、というフレッシュな企画も行われました。
津和野高校は全国に対する高校説明会を行ったり、海外からの留学を受け入れたり、だいぶ先進的な取り組みを行っている高校なので、旅のメンバーを巻き込む案もびっくりしたものの、さすが津和野高校だなと思いました。
なお、この高校の視察も多いようで、この日は京都の高校から先生方が3名視察に来ていて、この上映と講演を聞いてくださっていたのですが、その先生の1人が僕の前作『それでも運命にイエスという』( http://suy.ifdef.jp/ )のファンだという方で、随分とお互いに驚きました。縁とはどこでどう手繰られるのか分からず、とても面白いものだなあと思います。
さて、旅の話に戻ります笑
今回はこの津和野高等学校の中で仕事をされている地域おこし協力隊の中村純二さんというお兄さんに町を案内してもらいました。この人は青年海外協力隊でマダガスカルというアフリカの島に先生で派遣されていた経歴もあったり、教育に熱い想いを持っていたり、とても激アツな人です。そんな人に1日津和野を案内して頂けると嬉しさ。
そして僕の映画を山口でバズらせてくれた、僕の山口の父である金子さんという方も途中から合流してくださり、バトンタッチ案内もしてくださりました。二人には感謝でいっぱいです。
津和野は、
小京都の代表格と言われる
美しい町並みを誇る場所です。
森鴎外や西周など、多くの著名人を
輩出している場所としても知られています。
人口は2010年時点で
8,434名だそうで、
とてもコンパクトな町です。
教会の中が畳という新鮮さ半端ないカトリック教会や、工具店、お菓子店。他にも優しいおばあちゃんに酒蔵も見学させてもらいました。
そしてお昼には、サバの御寿司、山形と愛媛に並ぶ日本三大芋煮、葉わさび、さしみこんにゃく等をご馳走になりまして。津和野のグルメなめてました、、汗
また、森鴎外が生まれ、10歳まで育った町ということで、
今回の旅前に森鴎外の本を5冊読んでから来たのですが、
最高かよ!!
でした笑
特に、
「森鴎外が愛した胃腸薬」
として知る人ぞ知る
「一等丸」
というお薬がありまして、
こちらは『日本の名薬』という本の一番最初に紹介されるような薬で、それを300粒入りでゲットできたのが激アツでした。まだ飲んではないですが、おなかが痛くなるのが楽しみですww
そして、夜には夜で
金子さんから萩焼きのとっくりを
旅メンバー+欠席メンバー全員分
プレゼントいただきまして!!
いつもいつも、
ほんと有り難い限りです(T_T)
そんなこんなであっという間の萩・津和野を終え、去る時間。次の日の朝に大分空港にレンタカーを返さねばならぬので夜中にならぬ内に津和野を出発。
そうです、
この度は当初から
1泊3日で計画された
旅だったのです笑。
これまで全部運転は僕だったのですが、気合いで津和野から大分までも僕が真夜中に運転をし続けました。旅っぽい。
そして、紆余曲折を経て、
早朝の早朝。
大分空港のある国東市に到着。
ここに実は僕の知り合いで
無農薬、
無肥料、
有機野菜よりも更に身体に良い、
そんなお米などを作っている
村田ご夫妻がおりまして、
そちらに顔を出させてもらいました。
ほんとにちょっとしかいれなくて
残念でなりませんでしたが、
研修生の子とおしゃべりできたり、
美味しい美味しい朝食を
ご馳走になったり、
旅メンバーにとっても
印象に強く残る寄り道になったようでした。
村田さんはいつ会っても
人柄最高なお方だなあと。
そして村田さんのお米、
「素材の味!!」
って感じですごく美味しくて
パワーみなぎるので、
良かったらぜひチェックしてみてください*
http://oita-shizen-kome.com/
さあ、帰りはちょっと豪雨だったんですが、
なんとか飛行機も飛んで、
ちゃんと乗り遅れず乗って笑
無事に岐路に着きました。
その後も僕はあっちこっち仕事で行って、
明日も富山に行きますが、
やっぱり仕事で行くと
あまり回れないことがほとんどなので、
こうやって珍しく旅が出来たことが
とても嬉しく思います。
最後に。
今回の旅をサラッと動画にまとめました。
【第29話】「番外編・山口県萩市」~東京豊島区グルメリポート~ https://youtu.be/JmnxRA7Y9l4
【第30話】「番外編・島根県津和野町」~東京豊島区グルメリポート~ https://youtu.be/jmPysORvi7w
【第31話】「番外編・大分県国東市」~東京豊島区グルメリポート~ https://youtu.be/nB3YmJ54HO4
良かったら見てみてください(^^)ノ
だいぶ足早に文章書いてしまいましたが、、
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!!!!